巨人野上亮磨投手(30)が打倒西武のカギとして秋山封じを誓った。28日、都内で行われた「日本生命セ・パ交流戦」の会見に出席。対戦したい打者を聞かれ「これを言うために今日は呼ばれたのだと思う」と笑い、パ・リーグ屈指の好打者秋山の名を挙げた。

 野上 調子の波がない。来た球に対応できるし、頭がいい。秋山が出て、浅村に打点がつくと、チームが勝つ雰囲気になる。

 昨季までの同僚の怖さは知り抜いている。紅白戦などでは対戦し「レフト前に打たれたのを覚えている」と苦笑いする。「打ち損じを狙って投げます」とジョーク交じりに話したが、大胆に行くことも大事だ。

 ローテ順に行けば次戦のオリックス戦を経て、6月8~10日の西武戦で当たる可能性が高い。「(交流戦は)リーグ戦にも影響が出るので頑張ります」と重要性を感じている。