西武栗山巧外野手(34)が楽天12回戦の試合前、バックネット裏で小児がん患者、家族に対しサイン会、記念撮影を行った。

 「気分転換になってもらえれば。クラシックユニホームなので、違った気分で楽しんでもらえれば。こういう機会をきっかけに野球、西武を好きになってもらえれば」と話した。

 14年から小児がんの患者にワクチンなどの支援を始め、15年から年間4試合程度、主催試合に患者と家族を招待している。「数多くというより定期的にやろうと思っています。昔は治らない病気も今は治るようになっている。意外に多いみたいですしね」。栗山自身も声援が励みにもなっているようで、今後もイベントを継続していくつもりだ。