日本ハムのブランドン・レアード内野手とマイケル・トンキン投手が4日、北海道・函館市内にある弥生小学校をサプライズ訪問した。

 同校の5、6年生の児童を相手に体育館で、実践形式の英語の授業に参加。内容は、小学生に英語で道案内をしてもらう形式。両選手も積極的に英語で話しかけ、楽しく英会話を学んでもらった。

 レアードは「ここに来た瞬間に、教室の窓から顔を出して声援をくれたり、体育館でも温かく迎えられた。心温まる、うれしい体験をした。1人1人が何に興味を持って、どんな夢があるのか聞けたのも、貴重な体験だった。日本に来てからの4年で覚えた僕の日本語より、はるかに英語がうまかったね」と笑顔で振り返った。

 トンキンも小学生との交流を楽しんだ。「僕たちが来て興奮していたけど、体育館ではみんな整列して待っていてくれて、とても礼儀も良かったし、しっかりしているなと思った。日本の子どもたちが、こんなに英語を話せるのは驚いた」と、児童の英語力に感心していた。

 5日は年に1度の函館での試合が開催される予定。レアードは「今日会った小学生に球場で会えたら、うれしい。明日が楽しみ。今年もホームランが打てたら」と、昨季に続く2年連続での函館弾を誓っていた。