ロッテ井上晴哉内野手が、7月に入って5本目となる16号2ランを放った。

 7点を先行されて迎えた5回2死三塁で、西武榎田のストレートをバックスクリーン左へ運ぶ2ラン。「秋から取り組んでいるボディーターンで、詰まったんですけどいってくれて良かった。意地がありますからね。あと(豪雨で被災した)地元広島に少しでも元気を与えられたらと思います」と振り返った。

 試合は敗れ、前半戦最終カードは西武に負け越して終了したが、貯金2でシーズンを折り返した。井口資仁監督は「本人も自信になってるでしょう。後半も4番としてしっかりやってほしい」と、“開眼”した大砲に期待を掛けた。