中日松坂大輔投手(37)が、来季も中日のユニホームを着ることが15日、濃厚になった。「もちろんウチでやってもらいます」と球団首脳が明らかにした。

 苦戦するチームの中で3勝を挙げ、戦力として活躍するだけでなく、主催試合の観客動員数増に貢献。ファンサービス、グッズ販売や、若手の手本になるなど“松坂効果”は抜群だ。今季推定年俸1500万円から1億円程度の大幅増の可能性も出てきた。

 ◆松坂登板日の観衆 今季、松坂がナゴヤドームで先発した6試合の観衆は合計19万6509人となり、1試合平均が3万2752人。松坂以外が先発した31試合は平均3万224人で、松坂先発で約2500人増えている。

 土曜、日曜、祝日の観衆が多いナゴヤドームだが、松坂は6試合のうち4試合が平日の登板。平日の観衆1位は6月8日ソフトバンク戦の3万4669人、2位が4月5日巨人戦3万4396人で、ともに松坂が先発した試合だった。