日本ハムが4回に打者10人で6安打を集中する猛攻で5点を追加した。

 まずは1死満塁のチャンスで、中島卓也内野手が右翼の頭を越える2点適時二塁打。「犠牲フライには十分な当たりかなと思ったけど、外野が前に来ていたこともあって、いい形で越えてくれました。簡単に追い込まれた後、何とか前に飛ばそうと食らい付いて、良い結果につながりました」とコメントした。

 2死二、三塁の場面では松本剛内野手が右中間へ2点適時三塁打を放った。10球粘って最高の結果を残した松本は「粘りながら打つことができましたし、外野の良いところに飛んでくれたと思います。チャンスだったので追加点が取れて良かったです」と笑顔。

 さらに近藤健介捕手も中前適時打で続いた。近藤は「(松本)剛がタイムリーを打ってくれた後だったので、楽な気持ちで打席に立てました。真っすぐをうまく捉えられて良かったです。まだ試合は終わっていないので、さらに追加点を狙っていきたいです」と、気を引き締めていた。