優勝した西武はレギュラーシーズン最終戦には敗れたが、88勝53敗2分けの貯金35で終えた。

辻発彦監督は「88勝。上出来でしょう。2分けが負けだったら、55敗でぞろ目ばかりだったね」と、口も滑らかに成績を評価した。

MVP選手を1人、挙げることはできないとした上で「よく、ここまで。今季に限っては、みんな。投手も多和田や雄星(菊池)。頑張った。野手は全員が素晴らしい数字で。1年間、フルイニングで出た選手もいるし、故障者が出ずにうまく乗り切れた」と、選手たちをねぎらった。