コロンビアで19日に開幕するU23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場する日本代表が15日、国内合宿を打ち上げた。

練習後、大会でのキーマンについて聞かれた稲葉監督は「内田選手はキャプテンで4番ですし、そういうところにチャンスが回ってくると思う」と楽天内田靖人内野手の名前を挙げて期待。投手陣については「ピッチャーはみんなレベルが高い。みんなに期待したい」と話した。

内田はパ・リーグ公式戦を戦い終え、14日の練習試合・東京ガス戦から合流。左前へ痛烈な安打を放った。この日の出発前最終練習でも気持ちよさそうにバットを振り「練習でも良い感じなので。あとは試合でいかに打てるか。しっかり準備したい」と話した。

今季はシーズン12本塁打をマーク。楽天の生え抜き右打者では初の2桁本塁打到達となった。W杯に臨むにあたり「まだまだ課題も多いですし、また新たな課題も出るかも知れないですけど(日本に帰った時に)成長した姿を見せられるように頑張りたい」という。

チームには母校常総学院(茨城)出身の仁志敏久コーチがいる。この日の練習でも同コーチからのノックを元気に受け続けた。コロンビアでも1つでも多くのことを吸収するつもりだ。