2年連続9度目の日本一に輝いたソフトバンクの優勝記念会見が試合後に行われた。工藤監督、柳田悠岐外野手、甲斐拓也捕手の3人が壇上に並び喜びを口にした。

工藤監督に続き、ナインに胴上げされた広島出身の柳田は「夜空がきれいで心地よく、先輩方にも上げていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」と故郷の空を万感の思いで見つめていた。「ドラフトのときも上げていただいて、それ以来(胴上げは)8年ぶりでしたけど、いい思い出ができました」と話した。

第6戦は3打数無安打に終わったが、第5戦では延長10回にサヨナラ本塁打を放ちチームに勢いをつけた。しかし、第1、2戦では厳しい内角攻めに苦しむなど苦戦したとあり、広島の印象について「(投手の)球も強いしコントロールも良かった。打つのは難しいと思ったけど前打者がチャンスを作ってくれて楽に打席に入って打点をつけることができた。塁に出れば後ろが返してくれた。チームメートのおかげで日本一になれた」と感謝の言葉をつづった。