<SMBC日本シリーズ2018:広島0-2ソフトバンク>◇第6戦◇3日◇マツダスタジアム

パ・リーグ2位から勝ち上がったソフトバンクがセ・リーグ3連覇の広島を下し、2年連続9度目の日本一に輝いた。対戦成績は4勝1敗1分け。最高殊勲選手(MVP)には6連続で盗塁を阻止したソフトバンクの甲斐拓也捕手が選ばれた。

▼公式戦2位のソフトバンクが2年連続9度目の日本シリーズ制覇。リーグ優勝チーム以外の日本一は07年中日(2位)10年ロッテ(3位)に次いで3度目(04年西武、05年ロッテは勝率2位も、プレーオフを勝ち抜き優勝)。

07年中日と10年ロッテは公式戦で首位が40日以上あったのに比べ、ソフトバンクの首位は3球団が1勝で並んだ開幕日(3月30日)だけ。公式戦で首位が1日しかないチームの日本一は初めてだ。

▼00年に敗退後は03、11、14、15、17、18年と続けてV。出場6連続Vは61、63、65~73年巨人の11連続に次ぎ、86~88、90~92年西武と並び2位タイ。初対戦の広島に勝ち、ソフトバンクはセ・リーグ6球団から勝利。6球団以上と対戦は巨人(7球団)西武に次いで3球団目だが、6球団から勝利は巨人と並び最多で、巨人以外の5球団には1度も負けていない。

これで13年楽天から6年連続でパ・リーグチームが日本一となり、同一リーグの6連覇はV9巨人の65~73年セ・リーグ以来2度目。