日本ハムにドラフト1位指名された金足農・吉田輝星投手（17）が29日、秋田市内で行われた「秋田ふるさと市民賞表彰式」に出席した。

記念品として甲子園の土を入れるガラス製のつぼを受け取り「賞をもらえて素直にうれしい。しっかり土を入れて、ファイターズの寮に持って行って、原点を忘れないようにしたい」とあいさつした。

会場には1215通の応募から当選した130人も参加した。平日の昼間だったこともあり、報道陣から「マダム層の方が多く見られますが、マダムの方に応援されることをどう思いますか？」と質問を受けると、吉田は思わず照れ笑い。「えー…、えー…」と少し言葉に詰まりながらも「自分たちはみんな元気があるので、みなさんも自分の子どものように思ってくれているのかと」と答え、大きな拍手を浴びた。

吉田と甲子園でおなじみとなった“侍ポーズ”を行っていた大友朝陽外野手（18）も「年上が好きなので、うれしいです」と続け、マダムファンを喜ばせた。