阪神ドラフト3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)が追加点のタイムリーを放ち、ビッグイニングを呼んだ。

3回、大山の適時打、福留の3ランなどで5得点し、なおも続いた2死満塁のチャンス。木浪は内角高めのチェンジアップを振り抜き、右前2点適時二塁打を放った。二塁に到達すると、ベンチに向かって笑顔でガッツポーズ。ベンチの矢野燿大監督(50)らも、ガッツポーズで返した。

5回の第4打席でも右前打を放ち、木浪はこれでオープン戦15安打。阪神ルーキーのオープン戦最多安打も射程圏内にとらえた。現在の最多安打は、16年高山の17本。01年沖原の16本、04年鳥谷の15本と続く。