兵庫県勢対決となった第90回都市対抗野球大会近畿地区第1代表決定戦は、三菱重工神戸・高砂(高砂市)が、日本製鉄広畑(姫路市)を6-1で下し、6年連続36回目の都市対抗出場を決めた。

ベテランの1発が試合を動かした。1-1の同点で迎えた3回、無死二、三塁からチーム最年長・4番津野祐貴内野手(32=日体大)の右越え3ランで勝ち越した。選手兼コーチの津野は「若い選手が活躍するので負けたくない気持ちでやっています」とここ一番で意地を見せた。

チームは昨年の本大会で準優勝。「悔しい気持ちがある。やり返したいです」と津野。今年こそ日本一を目指しチーム一丸で挑む。