中日大野雄大投手が18日、母校・佛教大の後輩たちをねぎらった。

佛教大は全日本大学選手権で準決勝まで4勝のうち3勝を0-3から逆転するなど快進撃を続け、京滋リーグ初の決勝進出を果たした。17日の決勝・明大戦は惜しくも敗れたが、先輩は「よく頑張ったと思います。自慢の後輩です」と笑顔で健闘をたたえた。

同大会の休養日だった14日は都内の同大宿舎を訪れ、栄養ドリンクを差し入れ。決勝戦はテレビ観戦し、試合中は明大OBでもある中日の後輩、柳と“メール合戦”を楽しんだという。

「序盤に3点取られた時は柳から『この試合もらいました』と来たので、『佛教大の3点ビハインドをなめんなよ』と送りました」。ただ、最終的に逆転勝利はならず「柳から『佛教大も頑張ったんじゃないですか』と、上から目線で言われました」と苦笑いだ。

それでも後輩たちから間違いなく刺激を受けた様子で、先発予定の19日西武戦(ナゴヤドーム)に向けて「自分が思っている以上に(後輩から)見られているし、期待されていると感じた。それをいい意味でプレッシャーにしながらやっていきたい」と力を込めた。