大相撲小結の御嶽海(26=出羽海)が、試合前のスピードガンコンテストに挑戦した。草履を脱いではだしでマウンドに立つと、四股を2度踏むパフォーマンスも披露。180センチの長身から94キロの速球をノーバウンドで投げた。

「(スピードガンコンテストは)初めて。野球も小学校の低学年でかじった程度。プロ(野球選手)のすごさを知りました。100キロ出たら100点でしたが、94点ですね」と、汗を流しながら笑顔を見せた。

御嶽海は長野県木曽郡上松町出身。15場所連続で三役を務めている。昨年の名古屋場所で幕内初優勝。「ほぼ地元なんで、(名古屋場所の)連覇をしっかり実現したい。この2週間でしっかり(練習を)やりたい」と、7月7日に初日を迎える名古屋場所での2度目の優勝へ力を込めた。