西武中村剛也内野手が、史上11人目となる5度目のシーズン100打点を達成した。

▼中村が満塁で2点適時打を放ち、今季101打点となった。中村のシーズン100打点以上は15年以来5度目。100打点を5度以上記録したのは11人目で、西武ではカブレラの4度を抜く球団新記録だ。今季の中村は満塁でよく打ち、満塁では29打数14安打、打率4割8分3厘の38打点。満塁で38打点も記録したのは05年今岡(阪神=49打点)以来で、全打点の38%を満塁で稼いでいる。

▼西武は山川が105打点で、西武の100打点コンビは11年の中村116打点と中島100打点、18年の浅村127打点と山川124打点に次いで3度目だ。現在、森も85打点。過去に同一球団の100打点トリオは4度あり、日本人選手3人が100打点は50年松竹と03年ダイエーしかない。同一球団の3人がリーグの打点ランク3位まで独占したケースは79年阪急((1)加藤英104(2)島谷102(3)マルカーノ97)だけ。100打点トリオが誕生し、史上2度目の打点3傑独占なるか。