ソフトバンクの先発陣が12日、メットライフドームで練習を行った。この日は台風19号の影響で、クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージ第4戦は中止。選手たちは台風接近前の午前10時から、約1時間半調整した。

3連勝で一気に突破したい中での中止となったが、工藤公康監督(56)は「僕としてはポジティブな要素が強い。リリーフ陣が休めたことでよりよいコンディショニングになる。(第4戦先発の)バンデンハークが(当初の中5日から)さらに1日あけて投げられる」とプラスにとらえた。

バンデンハークは、スパイクではなくアップシューズだったが、マウンドから投げて傾斜などを確認。「ここで投げるのは昨年のファイナル(10月17日第1戦)以来だからね。チームに勢いがあるので、その流れに乗っていきたい」と話した。

ほかには第5戦先発予定の高橋礼、ファームから合流したミランダ、スアレスがキャッチボールなどで調整を行った。