ロッテ二木、小島、中村稔、成田、種市の若手5投手が23日、米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」に向け、成田空港発の航空機で出国した。

今季7勝で今回最年長の二木はシーズン終盤、球速が出なかったことを挙げ「一番目に見えて分かるのが、球速だと思う。だんだん遅くなっているので、アベレージ140キロ台後半が出せるようにできれば」と意気込んだ。

同施設は5年連続2桁勝利を挙げたレッズのバウアーなど、多くの投手が球速を上げた実績があり、米国でもトレンドとなっている。投球フォームや球筋を測定し、選手個人に合ったメニューを提案することで理想のフォームを身につけ、ケガの予防にも役に立つとされている。ロッテでは昨オフに西野がトレーニングを積み、今季、中継ぎから抑え、先発までフル回転した。優勝の鍵を握る若手5投手が、最新のトレーニングでレベルアップを図る。【久永壮真】