ロッテ井口資仁監督(44)が24日、長野・松本市内で野球教室を開催した。市内の6チーム、約70人の小中学生を相手に約2時間半、熱心な指導を行った。

季節外れの陽気に早々とジャンパーを脱ぎ捨てた井口監督が、ウオーミングアップから、熱心に子どもたちを指導した。キャッチボールの重要性や守備の基本姿勢を丁寧に説明すると、笑顔で選手たちのプレーを見守った。最後にはロングティーによる「ホームラン競争」に参戦。惜しくも「柵越え」はならず中学生に敗れて苦笑いも、充実した野球教室となった。

井口監督は「子どもたちの『うまくなろう』という姿勢が伝わってきて、僕らも元気をもらった。いずれこの中からロッテの選手が出てくれればね」と笑顔。今後も北海道などで野球教室に参加する予定だ。