西武森友哉捕手(24)がパ・リーグ最優秀選手に選ばれた。プロ6年目で初の受賞。今季は正捕手を担い126試合で先発マスクをかぶった。打撃では、打率3割2分9厘で首位打者を獲得し、105打点をマーク。攻守でチームをけん引し、リーグ2連覇へと導いた。森は「取れるんちゃうかなって思っていました」と茶目っ気たっぷりに話した。

捕手での選出は史上8人目。パ・リーグでは61、63、65、66、73年の南海野村克也、03年のダイエー城島健司以来、16年ぶり3人目の快挙となった。「シーズン終わった後、『おまえやろ』と、みんなから言われていた。(受賞を)聞いたときはうれしかった」と笑顔で喜んだ。