阪神藤浪晋太郎投手が最先端の理論で再起を目指す。12月9日から5日間、中日の藤嶋ら投手陣とともに、米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」のスタッフを沖縄に招き、フォームなどの動作解析を行うことを明かした。「話を聞いて参考になるかどうかはわからない」と話した上で「自分の動作の確認だったり、自分の特徴を知る」と目的を説明した。

同施設は投球フォームや球筋データを測定し、選手個人に合わせたトレーニングなどのプランを提案する。米メジャーで5年連続2桁勝利を挙げたレッズのトレバー・バウアーや、西武、ロッテ、ソフトバンクも導入しており、日本球界でもトレンドになっている。「その期間で劇的に良くなるというのはない。勉強をしにいく」。今季はプロ初の1軍0勝に終わった。復活へ向け、来季8年目を迎える右腕は模索を続ける。