阪神レジェンド助っ人の一人、ジェフ・ウィリアムス駐米スカウトが7日、沖縄・宜野座キャンプに合流した。

午前9時半過ぎに球場に到着すると、早速室内練習場へ。トレーナーや球団関係者と談話したあと、移籍2年目を迎えるオネルキ・ガルシア投手(30)や、新助っ人のジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ)らと約10分間話し込んだ。

今季の阪神は球団史上最多の外国人選手8人体制で新加入は5人。そこで昨年12月に谷本球団副社長兼本部長が「橋渡し役に」と、ウィリアムス氏を招いた。

ウィリアムス氏は約2週間ほど滞在する予定で、外国人選手を中心にサポートをしていく。

◆阪神時代のウィリアムス 03年に入団し、左腕からの変則フォームで一時代を築いた。1年目に25セーブで優勝に貢献。ダイエーとの日本シリーズでは松中、城島ら強打者を寄せ付けない好投を見せた。05年には藤川、久保田の台頭を受け中継ぎに回り、この2人と「JFK」を形成。球史に残る超強力なリリーフ陣で再びVの立役者となった。通算141ホールドはプロ野球9位タイ。