3年連続50試合以上に登板しているオリックス近藤大亮投手(28)が22日、大阪・舞洲の球団施設で自主練習を行った。

「今は(右)肘をしっかり治すこと、そして肘を痛める前よりもレベルアップして戻れるように意識して練習しています。今日からキャッチボールを始めましたが、違和感もなく順調にきています」

宮崎春季キャンプで右肘を痛めてチーム本隊を離れていた。新型コロナウイルスの影響で開幕は延期。この期間ではリハビリを続けており「投げること以外のトレーニングについては、強度を上げているので肉体的なレベルアップすることを心掛けていますし、焦らず、しっかりと状態を確認しながら段階を踏んでいければと思っています」と話した。

自宅にいる時間は本を読む時間が増え「最近読んだのは『ありがとうの神様』です。感謝することの大切さや、ポジティブに考えることの大事さを感じるようになりました。また、お股ニキさんの『ピッチングデザイン』もこれから読み始めたいと思っています」と前向きだった。

今後は「まだ開幕は決まっていませんが、1日1日をムダにせず、しっかりとけがを治してレベルアップした姿を見てもらえるように頑張りたいと思います」と、今季も救援陣を支える意気込みだ。