オリックス福田周平内野手(27)が25日、大阪・舞洲の球団施設で自主練習を行った。打撃、守備練習、キャッチボールなどで汗を流した。球団広報を通じ「まだ開幕(日程)が分かっていないので、正直難しいところもありますが、こういった自主練習をさせていたいているので、キャンプやオープン戦で作り上げてきた体の維持とさらなる強化に意識を置いて練習しています」とコメントした。

新型コロナウイルス感染防止のため自宅にいる時間が増え、イメージトレーニングの機会が増えたという。「今は投手と対戦することが出来ないので、球場の雰囲気や球場で自分が試合をしているところも含めてイメージトレーニングをしていますね。試合映像なども見るようにしています」。昨季はチーム最多30盗塁をマークし、今季は出塁率4割が目標。「個人としての役割はしっかりと塁に出ることだと思うので、そこは練習から意識していますし、シーズンでもこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

公式戦が開幕しても無観客試合の可能性があることには「僕たちもファンの皆さんがいてくれた方が気持ちも盛り上がりますし、やっぱり寂しいですね。その中でもしっかりとプレ-できるように仕上げていかない」と表情を引き締めた。