張本勲氏が17日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にオンライン出演。最短で6月19日の開幕を目指すプロ野球についてコメントした。

「日本のプロ野球は難しいと思いますよ。韓国、台湾は(無観客で)開幕しましたけども、国の事情が違うじゃないですか。韓国と台湾はちょっと無理すればバスで移動できますから。日本の場合は北海道から九州、飛行機(の移動)がありますからね。そうすると何十、何百人の人々と接触するわけでしょう。3密の1つの人と接触してはいけないという規制があるじゃないですか。それを考えると感染の危機が非常に多いと思います。6月19日くらいに開幕したいという気持ちがあるそうですけどもこれは病原菌との戦いですから、まだ未定でしょう」と話した。

またサッカーでドイツのブンデスリーガが始まったことには「なんでやるんかな。選手は気持ち悪いでしょう」とコメント。

韓国で始まった女子プロゴルフについては「ゴルフはみんなが集まるところがないからね。ロッカーとシャワー以外は。離れてプレーするから。これは無観客ならいけると思いますよ」。

そして新型コロナウイルス感染の影響で勝武士(しょうぶし)さんが亡くなった相撲界についてもコメントした。「28歳は若すぎるよね。コロナの怖いところは持病を持っている人には悪影響があるということだから。力士の宿命だね」と声を落とした。さらに「名古屋場所も(開催は)難しいかも分からんね」と話していた。