巨人宮本和知投手チーフコーチ(56)が17日、若手投手陣のハイレベルな競争意識を評価した。

1軍練習が行われた川崎市のジャイアンツ球場を訪れ「ずっと開幕までサバイバルと選手たちには伝えてきた。選手たちは開幕が決まらない中で不安もある中、集中してやってくれているし、頼もしく思っています。特に、新しい若い投手(戸郷、鍬原、高田、沼田など)が高いレベルで戦ってくれている」と目を細めた。

最短6月19日のシーズン開幕に向け、宮本コーチは「ここから、この期間の過ごし方の差が出てくると思うよ。主戦投手陣がどうやって調整して、どんな練習をしていたのか、その姿をどういう目線で見ていたのか、よく観察していた向上心のある選手が出てくると思う。本当のジャイアンツ『アイ(目)』と『愛』の持った選手がね!」と宮本節で表現した。