プロ野球は25日、12球団代表者会議を開き、同日に1都3県と北海道の緊急事態宣言が解除されることを前提として、6月19日の開幕を発表した。公式戦は120試合の予定で、当面は無観客とする。開幕カードを含め、開幕日以外の日程の発表はなかった。イースタン、ウエスタン・リーグの試合も6月19日に開幕する。

セ・リーグとパ・リーグで、クライマックスシリーズ(CS)についての考えが異なっている。日本野球機構(NPB)の斉藤コミッショナーは「日本シリーズの条件が勝ち方によって違うのは何なんですか、個人的にはそろわないとは思う。4月3日の代表者会議で、セ、パで異なった場合は仕方ないとセ、パで合意している。私の方から強制的にやる、やらないという立場じゃない。それぞれの文化、それぞれの会社の条件等々がある。セ、パのディシジョン(決定)を尊敬するしかない。まだ決まっていないのが事実です」と話した。

 

公式戦日程の組み方も、パ・リーグは移動を減らすため、同一カード6連戦が基本となりそうだ。