広島大瀬良大地投手が「6・19」の開幕戦先発に闘志を燃やした。佐々岡真司監督から3月20日の開幕投手を託され、延期が続いた中でも、チームの初陣に合わせて調整を続けてきた。

マツダスタジアムで行われたチーム練習に参加した右腕は「(開幕日に)しっかり合わせてやっていきたい。そのつもりで準備してきましたし、気持ちは毎日その思いでやっているので」と胸中を明かした。

自身初の開幕投手を務めた昨年3月29日の巨人戦では、8回無失点の快投でチームを勝利に導いた。約3カ月遅れの開幕で、昨季とは違う状況の中でのスタートだが「どんな環境でもベストのパフォーマンスをみせるのがプロ野球選手。しっかり、いい結果を残せるようにやっていきたい」とあらためて決意を口にした。29日の紅白戦で3イニングを投げる予定だ。