【里崎氏の傑作5選】

好きなのは楽しいヒーローインタビューだが、思い返してみた時に、印象深かったのはシリアスなもの。私、里崎智也の選ぶ傑作選は以下の通りです。

◆ソフトバンク松中信彦内野手(06年10月8日、西武とのプレーオフ第1ステージ第2戦で3安打5打点。プレーオフで打てないというレッテルをはがす活躍を見せ、涙を流しながら)「(今まで)プレーオフでは打てず、本当にファンの皆さんには、ものすごく…ものすごくガッカリさせた。何とか今回の短期決戦では打ちたかった」

◆阪神赤星憲広外野手(08年5月24日、ソフトバンク戦で、声が聞こえないと、しつこくヤジを飛ばすファンに対し)「(マイクが)入ってねえんだよ。この野郎」

◆ロッテ西岡剛内野手(09年9月26日、オーナー代行、フロントの引責退任を求める横断幕に)「もう1度、選手も考え直して、このチームをもう1回強くしたいと思うし、そのためにはファンのみなさんの応援もすごい必要になってくると思うので、本当にロッテを愛しているのであれば、明日から横断幕を下げてほしいと思うので、また応援よろしくお願いします」

◆巨人谷佳知外野手(10年4月24日、同学年で急死した木村拓也氏の追悼試合で逆転満塁弾を放ち)「今日はもうタクの日だったんでね。ぜひとも勝ちたいと思って打席に立ちました。拓也とは同級生でいつもいつも励まし合ってプロでずっとやってきたんですけど、先に逝かれてほんとに悲しくて。いつも泣かないでおこうと思ったんですけど涙が全然止まらなくて」

◆楽天嶋基宏捕手(11年4月12日、震災後のロッテとの開幕戦で決勝3ラン。込み上げるモノがあったのでは?と聞かれ)「そうですね…。東北のみなさんと一緒に戦っていますので、みなさんの気持ちがあの打球に乗ったんじゃないかと思っています」