#野球好きな人々へ 試合だけがプロ野球の魅力ではない。満員の観客の前での実施はまだ先だが、今年もヒーローインタビューで楽しませてもらいたい。

【お立ち台あれこれ】

◆公約の熱唱 広沢克実(阪神)は01年6月21日巨人戦でサヨナラ安打。そのお立ち台で「次にサヨナラ打ったら、ここで六甲おろし歌います」と公約。同年8月29日の同戦で決勝弾を打ち、お立ち台に上がると「みなさん一緒に歌いましょう!」とファンの前で熱唱した。

◆1回100万円 島田一輝(日本ハム)は03年オフの契約更改で、年俸が1400万円から3200万円にアップ。同年は自己最多の11本塁打、49打点を挙げ、お立ち台を10度経験。1800万円増には、1度につき100万円の計1000万円が「お立ち台手当」として含まれていた。

◆エコ活動 関本賢太郎(阪神)は08年7月25日中日戦のお立ち台で「自分の出したゴミは自分で持って帰るようにお願いします!」と呼びかけ。これで試合後のゴミが激減。オフの契約更改では成績以外のプラス査定となり、5000万円から8500万円へアップ。

◆社長賞 14年のロッテでは、本拠地のお立ち台に上がった選手の中から、ファンが選ぶ面白かった選手を月ごとに投票する「月間ヒーローインタビュー賞」を新設。受賞者には企画発案者の山室球団社長から、社長賞が贈呈された。

◆引退宣言 新庄剛志(日本ハム)は06年4月18日オリックス戦で、試合中に同年限りでの現役引退を表明。お立ち台に上がっても「タイガースで11年、アメリカで3年、日本ハムで3年…。今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを決めました」とファンにサプライズ報告した。