阪神開幕投手の西勇輝投手が3回に本塁打。開幕戦で本塁打を打った投手は08年川上(中日)以来12人、14本目となり、阪神では38年春の御園生以来、82年ぶり2人目。西勇はプロ12年目で初アーチ。

広島大瀬良大地投手は2年連続で開幕戦白星を飾った。降雨で試合開始が30分遅れたが、動じることなく、安定感のある投球を見せた。DeNAの強力打線を4安打1失点に抑え、12球団完投一番乗りを果たした。9回にダメ押し2ランを放つなど打でも2安打3打点。佐々岡監督に初勝利をプレゼントした。

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▼開幕投手の西勇(阪神)と大瀬良(広島)が本塁打。開幕戦で本塁打を打った投手は08年川上(中日)以来で12、13人目(14、15本目)。阪神では38年春の御園生以来2人目、広島でも80年池谷(広島)以来2人目となり、同一年の開幕戦で2人の投手が本塁打は初めてだ。2人ともプロ初アーチで、開幕戦でプロ1号の投手は来日1号の04年ベバリン(ヤクルト)を含め4、5人目。2人は適時安打も打っており、西勇が2打点、大瀬良が3打点。開幕戦で投手の3打点は75年平松(大洋)以来。