日本ハムのニック・マルティネス投手(29)の今季初マウンドは、苦しい結果に終わった。

昨季は右前腕など、相次ぐ故障により1軍登板なしで終えた右腕。レギュラーシーズンでは10月2日西武戦(札幌ドーム)以来、630日ぶりのマウンドとなった。

1回先頭の茂木から空振り三振を奪うなど、3者凡退と上々のスタート。

しかし2回、先頭浅村に投じた初球、外角の球を右翼スタンドへ運ばれ先制を許すと、1死からロメロに左翼席へと1発を浴び2点を失った。

その後も3回にブラッシュに左前適時打、4回茂木に左犠飛と失点を許した。 5回を投げ打者24人に91球、8安打4失点に「まず公式戦のマウンドの上に戻れたという事がうれしいです。今日はストレートの高さが中途半端になってしまった結果、相手にとって打ちやすい球を投げてしまったのが反省点なので、次回に向けてしっかり修正をしていきます」とコメントした。