阪神高橋遥人投手(24)が左肩のコンディション不良から実戦復帰後2度目の登板で圧巻の投球を見せた。

9回から3番手で登板し、1回を無安打無失点で2三振。最速も148キロを計測した。投球内容は以下の通り。

1番佐藤…カウント1-2から、この日最速タイとなる148キロ直球を外角低めに投げ込み、見逃し三振。

2番川瀬…カウント3-1から外角高め148キロ直球を詰まらせて左飛。

3番中村晃…2球カットボールを続けて追い込み、最後は148キロ直球で見逃し三振。

今季は西勇に続くローテーションの軸として期待されながら、4月の自主練習再開後も状態が上がらず、開幕ローテから外れていた。101日ぶりの復帰登板だった3日の同リーグ中日戦(ナゴヤ)では1回1安打無失点。最速は144キロを計測していた。2試合とも1イニングのみの登板だが、左のエース候補が復活へ向け、また1歩前進した。