第14回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システムにて実施)が24日、行われた。会議後の合同会見に日本プロ野球機構(NPB)斉藤惇コミッショナー、Jリーグ村井満チェアマン、専門家チームの東北大・賀来満夫氏、愛知医大・三鴨廣繁氏が出席した。

斉藤コミッショナーは冒頭で「プロ野球の方は120試合のうち、ほぼ半分ぐらいまでやってまいりました。重大な事態に至らず、みなさんのおかげでここまでやってこられた」と感謝の意を示した。同時にプロ野球、Jリーグなどの「いくつかケースをベースにした話題になった。どうも発症が出ると、出た人を悪人、差別、偏見というものが散見される」と警鐘を鳴らした。賀来氏も「大きな問題はかかってしまったことに対して、攻めるような、差別するようなことが日本全体で大きな影響を与えている。目に見えないものへの恐怖、恐れから生まれてきているのも事実」と話した。