ヤクルト石川雅規投手の「19年連続&40代1勝」はおあずけとなった。

7月14日阪神戦以来の先発で、5回を9安打2失点。2点リードの3回に坂本に1発を浴び、5回には坂本からの3連打で同点とされた。それでも、ベテランらしい粘りの投球で大崩れはしなかった。

中継ぎ陣が踏ん張れず、試合は大敗。そんな中でも高津監督は「(石川は前回登板の)甲子園の時より全然良いと思いました。最後バテましたという風に言っていたけど、さすがだなという感じに映りました」と、菅野と投げ合った左腕をたたえた。

石川は上半身のコンディション不良で登録を抹消されて以降、2軍でフォームの見直しなどを行ってきた。次回登板では「喉から手がでるほどほしい」という白星を手にし、19年連続勝利、そして球団生え抜きで初の40代1勝の勲章を手にする。