広島が天敵西勇を攻略できず、4安打で完封負けを喫した。終始低めに制球された球に翻弄(ほんろう)され、最後までゲームを支配された。

佐々岡真司監督は「相手をあんまり褒めたくはないんだけど、西は低め、左右に丁寧に集めていた。そういう投球をされると打てない。そういうところをうちの投手がどう感じたか」と厳しい表情。昨年から6連敗と苦戦している相手だけに「やり返すという気持ちの中での今日。悔しさを持って、また明日頑張ります」と前を向いた。