阪神矢野燿大監督が、助っ人大量保有の必要性を語った。今季は外国人8選手の体制で臨んだ。「今のチームを、よりいい形にするためには現状はいると思う。チームもまだ発展途上。外国人選手の力って必要」。チーム力をレベルアップさせるため、今季と同程度の人数の必要性を球団とすり合わせているとみられる。

球団は外国人選手の体制について精査した上で見極める方針ながら、エドワーズやマルテの離脱時期に他選手がカバーした点はメリットとして挙げている。指揮官も「計算通りにいくのもなかなか少ないと思うから、ある程度人数は必要。力がある程度拮抗(きっこう)して」。競争原理も働き、チーム力アップに大きく寄与する。外国人登録枠は来季も4人から5人に拡大されたルールが維持される方向で、悲願Vへのカギとなりそうだ。