ヤクルトは3日、新外国人としてインディアンスのドミンゴ・サンタナ外野手(28)を獲得したと発表した。

1年契約で、年俸は100万ドル(約1億500万円)プラス出来高。背番号は「25」に決まった。

球団を通じ「2019年にシアトルマリナーズの一員として来日して以来、ずっとNPBでのプレーを思い描いていました。球団の熱心なお誘いに、謙虚にかつ自信をもって、来季スワローズの勝利に貢献できるよう臨みたいと思っています」とコメントを発表した。

サンタナはドミニカ共和国出身で196センチ、105キロで、右投げ右打ち。17年に30本塁打をマークし、19年にも21本塁打を放っており、通算77発の長距離砲。球団は右翼手のポジションを考えており、奥村編成部国際担当部長は「守備でいうと、もうちょっと頑張らなくちゃいけないと思う。今回は、いろいろ監督とも共有しましたけど現場からの声も、圧倒的パワーのある選手を1人ほしいということだったので、こちらとしてもパワー、飛距離に特化した選手ということで加入しました」と経緯を説明した。

また、本人が日本球界に以前から興味を持っているという話があり、「彼が日本でやってみたいという情報を割と早いときから知っていたので。調査をしたり、いろいろ研究して見ていたんですけど、無事に収まってよかった」と話した。

すでにホセ・オスナ内野手(27)の獲得が決定しており、外国人の野手2人体制となる。奥村編成部国際担当部長は「お互いいいところを出せれば、いい打線が組めるんじゃないですか」と期待していた。