阪神谷本修球団副社長兼本部長(56)は9日、新外国人のメル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)とラウル・アルカンタラ投手(28=韓国・斗山)の来日について、依然見通しが立っていないと明かした。5日に2月キャンプ中の合流について「厳しいかも分からない」としたのに続き「基本的にはこの前お伝えした範囲です」と話した。

政府は新型コロナウイルスの変異種が流行している状況を踏まえ、すでに1月末までの外国人の新規入国を停止している。谷本副社長兼本部長は「NPBの方で査証の手続きに入ってもらえるように働きかけていただいているということで。すんなりいくかどうかは別ですけど、そういう動きにはなっていきます」と説明するにとどめた。

また、6日に新型コロナウイルス陽性を発表した岩田稔投手(37)については「報告では完全に鼻づまりが解消したわけではないけど、快方に向かっている。陽性反応が出た時に比べたら良くなっていると聞いておりますし、熱などは出ていない」と説明。岩田稔は1型糖尿病を抱えていることもあり「一応入院してもらって慎重に最善を尽くしています」と続けた。