日本野球機構（NPB）は19日、実行委員会を開き、コロナ禍における対応について協議した。

独自の緊急事態宣言が発出している宮崎県に続き、沖縄県でも同宣言を出すことがこの日決定。沖縄でのキャンプも無観客で実施されることが決まり、12球団の1軍キャンプで観客ゼロの異常事態となる。今後、感染状況が改善され、2月7日までの同宣言が解除となれば、有観客に切り替わる可能性はある。NPB井原事務局長は「今後についても自治体のご判断に従う」と話した。

キャンプでの感染防止のガイドラインも作成。有観客用を無観客用に作り直し、スポーツ庁に提出し、近日中に公開するとした。ウイルスの猛威が続き、緊張状態がしばらく続くが、シーズンフル完走を目指し、船出のキャンプを迎える。