ギータ塾で3年目の飛躍!ロッテ藤原恭大外野手(20)が24日、浦和球場での自主練習を終えオンライン取材に対応。ソフトバンク柳田の教えを胸に「スケールの大きな打者」になることを誓った。

1月中旬の6日間、昨季ソフトバンクから移籍してきた福田秀に頼み込み、目標とする柳田の合同自主トレに参加した。球界屈指の強打者を目の当たりにし「日本一の選手だと思う。間近で見てレベルの違いを感じた。あれくらいスケールの大きい選手になりたい」と意識を高めた。技術面以外の収穫も大きい。打席で追い込まれてからどうしたらいいかを問うと「あまり変えてないよ。三振でアウトになろうが、いい当たりでアウトになろうが、アウトはアウト」との返答があったという。自身は1番打者候補だけに「状況に応じてですが」としつつも「まだ僕には出来ないですけど、追い込まれてからも柳田さんのようにホームランを打てるようなバッターを目指していきたい。三振を恐れずに、どんどん振っていければ」と積極的なスイングを貫く構えだ。

昨季は10月に1軍昇格し、26試合で打率2割6分、3本塁打、10打点。クライマックスシリーズにも先発した。高卒3年目のレギュラー奪取を目指す若武者は「外野争いも厳しいと思いますので、やっぱりバッティングをアピールしていければ」とキッパリ。「ギータの教え」を心に刻み、大きく羽ばたく決意だ。【鈴木正章】