ヤンキースFAの田中将大投手(32)獲得へ本格調査を進めている楽天石井一久GM兼監督(47)が27日、交渉状況について言及した。

金額、契約年数含めた正式な条件提示は行っておらず「現状、どういう選択をするかを考慮しながら、準備を進めている」と説明した。生活環境、日本球界の現状など、メジャー移籍後の7年間での変化を埋めるために、コミュニケーションを継続している。

田中自身が復帰を決めた際の背番号については「18番は長く空けている番号。思い入れのある番号だと思いますし(日本復帰を決断し)迎え入れる場合には、その番号をタンスから引っ張り出してくるという思いはある」と田中が楽天入団時から背負い、メジャー移籍後の13年以降、準永久欠番となっているエースナンバーを用意している考えを示した。