開幕ローテーション候補の5年目右腕の楽天高田萌生投手(22)が“救援テスト”で2回無失点とした。

2点リードの8回から5番手で登板。先頭の代打樋口に中越え二塁打を許しピンチを招く。四球も絡み1死一、二塁としたが清宮を二飛、浅間を二ゴロに打ち取り、しのいだ。9回も2死から杉谷に右翼線三塁打を打たれるも宇佐見を二ゴロに抑え、無失点で締めた。

開幕ローテーションは現状、田中将、岸、涌井、則本昂、早川の5枚が確定。昨年巨人からトレードで加入した高田萌も16日の阪神戦で先発し2回無失点とアピールを重ねている。

150キロを超える直球にスライダー、カットボール、フォーク、カーブなどキレのある変化球も操る右腕に、石井GM兼監督は「三振をとれる決め球を持っている。先発でも中継ぎでも、ピンチで三振を奪ってチャンスを摘むということは特殊なピッチャーじゃないとできない。どっちの場所というのが彼にとって今のパフォーマンスを最大限に生かせるのかなというのはちょっと考えたいと思います」と救援起用も選択肢に、働き場を模索していくとした。【桑原幹久】

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