阪神のドラフト2位伊藤将司投手(24)がプロ初登板初先発した。5回を8安打2失点。毎回走者を背負いながら何とか試合を作った。

「すごくワクワクした楽しみな気持ちでマウンドに上がりました。変化球は低めに投げられれば、抑えることができるなという手応えは感じましたが、甘く入ったボールは1球で捉えられてしまったり、その1球でリズムが悪くなってしまったりするので、そういった今日感じたところを反省して、レベルアップしていきたいです」とコメントした。

初回、1球目からストレートを投げ込みファウル。2球目もストレートで左飛に打ち取り1つ目のアウトを取った。2番菊池涼は空振り三振。3番西川には二塁内野安打で出塁を許したが、4番鈴木誠を捕邪飛。無失点で最初のイニングを乗り切った。

2回も2死から安打を許したが後続を断った。3回は1死から田中広に一、二塁間を破られたが、すぐにけん制で誘い出してタッチアウト。その後、一、二塁とされ、4番鈴木誠に中前適時打を浴びて先制点を与えた。なおも2死一、二塁とピンチは続いたが、追加点は許さなかった。

味方打線が2点を取って逆転した直後の4回は、2死から会沢に二塁打を浴び、続く床田に同点打を打たれた。5回は1死から得点圏に走者を置いたが0で切り抜けた。

球団新人では18年高橋以来となる初登板初勝利を目指したが、初勝利はお預けとなった。

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