阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、93年巨人松井秀喜のルーキーイヤーに並ぶ11号を狙う。高卒と大卒の違いはあるが、日米通算507本塁打を放ったゴジラと同じ左の長距離砲として、自信になる数字となるはずだ。松井は1年目は57試合の出場で、11号は最終戦(93年10月21日の中日戦・ナゴヤ)で放っている。

この日も「4番・三塁」を任された。この試合までで4番は4試合務め15打数5安打の打率3割3分3厘。2本塁打、8打点を残す。試合前のフリー打撃では46スイングで柵越えは4本だった。

中日先発の左腕小笠原とは、公式戦初対戦。2月20日の沖縄・北谷での練習試合で1打席対戦し、その時は三振だった。佐藤輝は今季ここまで対左投手は43打数13安打で打率3割2厘、3本塁打、8打点と好成績を残している。5月に入り好調なだけに期待できそうだ。新人の11本塁打は球団では右打者の50年渡辺博之に並ぶ4位タイ。1位は22本の69年田淵幸一、2位は18本の80年岡田彰布、3位は13本の48年別当薫。

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