中日京田陽太内野手(27)が28日、打撃不振からプロ入り5年目で初めてファーム落ちすることになった。この日、チームは日本ハム3連戦(札幌ドーム)に向けて空路、北海道入り。京田の姿はなく、代わりに堂上直倫内野手(32)が1軍に合流した。京田は今季46試合に出場、打率2割4分5厘。27日ソフトバンク戦まで3試合連続でスタメン落ちしていた。

京田は即戦力遊撃手として16年ドラフト2位で日大から入団。1年目にレギュラーを奪取すると、141試合、36打点、23盗塁、打率2割6分4厘で、新人王を獲得した。

翌17年以降も正遊撃手として活躍したが、打撃成績は1年目を上回ることなく、2割5分以下が続いてきた。今季は打力向上をテーマに、キャンプでは立浪臨時コーチらの指導を受けてきたが数字に表れないこともあり、2軍での再調整になった。