阪神青柳晃洋投手(27)が初めて日の丸を背負う。ここまで侍ジャパン選出経験はなかったが、阪神からは岩崎優投手(29)とともに東京オリンピック(五輪)内定選手に選ばれた。会場となる福島と横浜はいずれも屋外球場で、「雨柳さん」で親しまれる球界屈指の雨男は「僕先発じゃないかもしれないんで、関係ないかなと思います。雨降ってもその先発の人のせいにします(笑い)」と笑わせた。

青柳の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-チームが好調の中で東京五輪代表に選出

ありがとうございます。そうですね。僕が代表に入るのは初めてなんで、驚いているというのが一番かなという感じですね。

-野球の五輪は見ていたか

五輪だったり、プレミアだったり、WBCは常に見ていたんで。すごい人たちが集まる舞台だなという感じだったんで、正直僕でいいのかなという感じです。

-日の丸を背負う思い

日本代表という言葉があるぐらい、日本を代表して出る選手なんで、本当に誇りを持って頑張りたいと思います。

-牧田、渡辺俊のような変則枠として期待されている

変則じゃないですけど、目先を変えるという部分で選んでいただいたと思う。与えられたポジションでできるように頑張りたいと思います。

-日本のファンには

僕もそうでしたし、日本国民みんなが見ている試合だと思うんで。僕は知名度ないんで、少しでも覚えてもらえるように頑張りたいと思います。

-地元の横浜が会場

地元で投げられるというのはすごいうれしいことなんで。しっかりと結果出したいと思います。

-五輪への意気込みを

日本は野球強いですし、優勝というところを目指しているんで、優勝の1つの駒になれるように頑張っていきたいと思います。

-他球団の選手から吸収したいことは

僕自身、他球団にそんな知り合いもいないですし、トップの投手がどういう調整をしているか、どういう投球をしているか、どういう考えでやっているのかというのが気になるところでありますし。矢野監督自身から「日の丸を背負うという経験をしっかりしてこい」と言われた。「それを経験できることがすごい良いことになるから」と言われたんで。まずは代表をしっかり経験できるようにやっていきたいと思います。

-国際大会で一発勝負で初見の相手。意識していきたいこと

外国人選手は1発、ホームラン、長距離っていうのが多いと思いますけど、相手も僕のこと見るのは初めてだと思うので、そこは互角の状態で戦えるかなと考えています。

-屋外の球場で天候も気になるかなと

僕先発じゃないかもしれないんで、関係ないかなと思います。雨降ってもその先発の人のせいにします(笑い)。

-特に大事にしていきたい球種、武器は

元々ボールが強いっていうことでプロに入れてもらえたんで、その強いボールっていうのもそうですし。やっぱりスライダー、ツーシームっていうのは自信持って投げているところなんで、そういうところが通用したらいいかなと思います。

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