ソフトバンクのコリン・レイ投手(30)が、来日初勝利&チームの連敗ストップに挑む。

22日ロッテ戦(ZOZOマリン)で先発予定。「週の頭ですし、チームとして、いい流れを作れるように。いい1週間の始まりにできるよう、いい投球をしたい」と、初のカード初戦の登板に気合を入れた。

チームは交流戦の10日広島戦から4敗3分けで、白星から遠ざかっている。今季新加入のレイはここまで2度の登板で6回3失点、8回1失点と勝ち負けこそ付かなかったが、2試合で与四死球2と安定感のある投球でいずれも試合を作っている。次週以降の日程が変則的になり、ロッテ戦の次は中5日で西武戦(京セラドーム大阪)に先発する可能性がある。米国で短い登板間隔を経験しているレイに「新・火曜日の男」の役目が託された。

カギとなるのが外国人打者との対戦だ。ここまでの4失点は、3日DeNA戦でオースティンの3ラン。10日広島戦ではクロンのソロと、いずれも助っ人打者からの被弾だった。「たまたまだと思うけど、今回はそういうのをないようにしたいね」。パの本塁打争いで1、2位を走るロッテのマーティン、レアードという大砲コンビを封じ、主導権を握る。

前回の登板からは中11日と間隔が空いたが「4回ブルペンに入った。いい状態を保てています」と準備は万全。「自分のやれることをしっかりやって、1球1球きっちり投げていきたい」と好投を誓った。【山本大地】

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