ソフトバンクは6月5、6日の阪神戦以来、1カ月ぶりに2試合続けて勝利した。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-打線が粘り強い攻撃

工藤監督 非常になんとかつなごうという意識が強いし、追い込まれてからもしっかり粘れて、四球も取れているし。今日は三森がつなぎつなぎでいい活躍をしてくれて、そこから点になった。非常にいい働きをしてくれたと思います。

-久々に、2試合続けて打線がつながった

工藤監督 そうですね。ここで安心はできないんでね。これが続くように。投手も粘られると、そんなにいつもいつもいいところには行かないんでね。投手が根負けしてというところもありますからね。打者の方は負けないでね、粘り強くつないでいくようになれば、それが最終的に得点につながると思うので。

-打線の形が見えてきた

工藤監督 見えてきたと言いたいところはありますが、もうちょっとね。ああやって、チャンスの時のもう1本というのもあるのでね。贅沢は言えないですけど、あそこで1本で試合が決まるというケースもあったのでね。いくつかミスもあったので。ミスは必ず起こるんですけど、少なければ少ないほどいい。勝ってかぶとの緒を締めろ、じゃないですけど、しっかり締めて次につなげていきたいと思います。

-打撃練習の形を変えた成果も

工藤監督 やっぱりこう、(球種を混ぜた)ミックスとかになると集中していかないと。そういう中で自分でどうしたらいいのかを考えながらできる。野球というのはしっかり考えて打席に入り、マウンドに上がるのを繰り返すことが大事だと思っている。そういうところができてくれば、つながりが生まれてくるんじゃないかなと思います。

-レイは立ち上がりは苦しんだ

工藤監督 5回を0。(96球と)球数は使いましたけど、しっかり0で抑えたことが良かった。そういうときもあるのでね。

-満塁で甲斐が好成績

工藤監督 スクイズ(のサイン)出さなくていいですね(笑い)。ああいう練習しているだけに、打つときにね、どうやって対応していくかというのも、少しずつできるようになっているのでね。いいと思います。

-石川が救援で登板

工藤監督 良かったと思いますよ。ストレート戻ってきているし、速さもあるし、スライダーも良くて。甲斐に聞いたらもうちょっと、パワーカーブがクッと入ってきたらという話をしていましたけどね。彼自身も手応えをつかんでいると思うのでね。これでオーケーというところではなくて、彼にはもっと高いところで頑張ってほしいので。また中になると思いますけど、頑張ってほしいと思います。

-いい形で千葉に

工藤監督 いい形で行けると思いますし、久しぶりの沖縄でね、ファンのみなさんの前で初めて連勝することができたので良かったなと。みなさん、楽しんでいただいてるのも、見ていてわかったのでね。来てね、勝利をお届けすることができて良かったです。

-地元(出身)の嘉弥真が2試合続けて好投

工藤監督 そうですね。お任せください。そこはちゃんと考えてましたから。どこでもじゃないですよ、彼が行くべきところで投げるというのは考えてました。いいピッチングできて良かったじゃないですか。