阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)は、後半戦前最後のエキシビションマッチに5番・右翼でスタメン出場した。

2回無死走者なしでの第1打席、楽天先発則本昂と対戦した。3球ファウルのあと1球ボールを選び、1ボール2ストライクからの5球目、150キロ高め直球をとらえた。快音を残したライナーは二塁手黒川がジャンプし好捕。二直に終わった。

第2打席は4回1死走者なしでまわってきた。則本昂と2度目の対決。2ボール2ストライクから150キロ直球を2球続けてファウルとしたが、7球目外角低めチェンジアップに空振り三振。何とかカットしようと右手を伸ばしたが届かず空振り三振となった。

6回2死走者なしでの第3打席は、交代したばかりの2番手右腕福井と対戦。初球、真ん中やや内側の145キロ直球をとらえ右翼線へ二塁打。この日も宮城県村田町からスタンドに駆け付けた祖父勲さん(82)と祖母美智恵さん(82)の前で長打を見せた。

9回の第4打席は楽天守護神左腕松井と対戦。1ボール2ストライクから外角低めへ145キロフォークを決められ空振り三振。最後のエキシビションマッチは4打数1安打で終えた。

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